中絶に対する慰謝料は請求できるのか(前編)
男女が同意の上で性交渉に臨み、その後妊娠が発覚したが様々な理由で中絶を余儀なくされた・・・といった話は、決して珍しいことではありません。当然のことながら、中絶で肉体的にも精神的にも辛い思いをするのは女性だけですから、中絶に対して慰謝料を請求したいと考えるのも無理はありません。
そこで、法律的に妊娠中絶に対する慰謝料は認められるのか・・・という問題が出てきます。
一般的な感覚で考えれば、中絶というのは肉体的にも精神的にも大きなダメージを被るものですから、相手の男性に対して慰謝料を請求できる・・・という見方になるでしょう。特に、妊娠発覚後に男女の関係が終わっているようなケースでは、感情的な部分においても男性に対する償いを強く求める気持ちが生じるのは当然のことです。
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